健康・美容は食事から。薬膳のススメ

いつまでも若々しく健康でいたい、というのは女性だけではなく男性も願うこと。
そんな中で「健康にいい!美容にいい!」と色々な流行が出ては消えていきました。
流行が終わり、話題にでなくなったら「ああ、そんなものがあったよね」なんていう人も多いはず。

一時の流行で色々と珍しいものに飛びついてしまうのも良いですが、
どうせなら、長くずっと続けられるものの方が良いと思いませんか?

そこでオススメなのが薬膳。
私も最初薬膳と聞いたときには、漢方っぽいし毎日できるものでもなさそう
と思ったのですがそんなこともなく身近にある食材で構成されているものなんです。

中国の薬膳の書などを見てみますと、意外や意外
普通のお野菜が、これは○○に良いと書いてあったりします。
たとえば、旬の野菜をいつもの献立に取り入れる。
たったこれだけでも立派な薬膳。

これからの時期ならツルムラサキやトマトなど
体を冷やし、利尿作用を助ける食材。
逆に冬の頃に食べたいのは、カボチャなどの体を暖める食品。
他に、1年中取り入れられるのは(産地によって収穫時期が違うため)ブロッコリーで
実はブロッコリーはビタミンCを豊富に含むため、風邪の予防から美容までお役立ち。

旬の食材を取り入れるということは、その野菜の持つ栄養素が
最大限になっているときに取り入れるということになります。

ハウス栽培などで一年中色々な野菜が手に入り、
最近では旬のものがわからないという方も増えていますが
こういった「旬」を意識して取り入れること、
それが薬膳ということなのです。