読書の秋

気温の変動が激しい昨今ですが、9月といえば暦の上では秋。
秋といえば、食べ物、行楽、芸術etcと色々なものがありますよね。

今回の女性向け情報発信では、そんな○○の秋から読書の秋を。
個人的なチョイスで偏ってしまいますが、せっかくなので是非読んでほしい本をピックアップしてみました。

しゃばけシリーズ

以前に、ドラマにもなったことがあるのでご存知の方もいるかもしれません。
畠中恵先生のシリーズ売上累計670万部を超える大人気シリーズです。
舞台は江戸、主人公は・・・病弱な薬種問屋の一人息子。
そんな一人息子と妖怪(!)たちが繰り広げるお江戸ファンタジー小説です。
現在14巻まで出ています。

そして誰もいなくなった

ミス・マープルやエルキュール・ポワロでおなじみミステリーの女王、アガサ・クリスティの長編推理小説。
孤島を舞台としたクローズドサークル、また童謡になぞらえた見立て殺人が出てくる王道ミステリーで、影響を受けた作家も多い作品。
なんといっても、結末の意外さに驚かされてしまうかもしれません。

人間臨終図鑑

山田風太郎著。
文庫本で1巻から4巻まで出ていますので、比較的手に入れやすくなりました。
享年順に古今東西の著名人の臨終の様子(手記や伝記を参考文献として)を記載した本です。
最初は八百屋お七から最後は泉重千代さんまで、ただただ死亡年齢とその最後(前後数日等から)の様子などが記載されているだけなのですがとても読みごたえがあります。飽く迄も客観的に、私見をほぼ挟まずに淡々と記載されているところが逆に読みやすいのでは、と感じます。